卵子提供の際に行われる凍結胚移植ってどんなもの?!

卵子提供の際に採卵した卵子と精子を受精させ、すぐに女性の子宮内に戻すのが一般的に行われていた新鮮胚移植という方法でした。しかし、近年凍結胚移植という方法を選択する人が増えています。なぜ新生胚移植ではなく凍結胚移植という方法が選ばれているのでしょうか。


凍結胚移植は卵子を仮死状態にして半永久的に保存?!

凍結胚移植の場合、卵子と精子を受精させた受精卵を、すぐに子宮内に戻すのではなく、凍結させておき、女性の生理周期に合わせて受精卵を融解し胚移植します。凍結されている間は、仮死状態にしているだけなので融解すれば正常な受精卵に戻るのです。

子宮内の環境を整えてから行われるため、受精卵の着床率が格段にアップします。また、新生胚移植の場合、採卵するために誘発剤などを使用しますが排卵誘発が強すぎると、卵巣が腫れ上がったり、ホルモンの作用が異常になることで、腹水が溜まったり血液が濃縮され血栓のリスクを高めたりというケースがありました。しかし、凍結胚移植の場合、誘発剤を使用しないため、こういった症状のリスクがありません。凍結することによって単一胚移植となり、多胎の頻度も減りました。

1度の採卵と受精によっていくつもの受精卵を作ることができます。実際に子宮内に一度に戻せるのは1つか2つですが、凍結させておくことで、着床に失敗してしまった時に、またすぐに妊娠のための胚移植をリベンジすることができるでしょう。


凍結胚移植が新鮮胚移植と比べて考えられるデメリットはあるの?!

新鮮胚移植に比べ、治療が遅くなることが考えられます。凍結胚移植の場合、生理周期の次の周期以降に移植がこなわれるため期間が空きます。着床に失敗してしまったら、また子宮内の環境がより良い状態になるまで待ちます。また、胚を凍結し融解することで新鮮胚移植に用いられる胚と比べると負担がかかっています。

その負担により、今後の妊娠の進行や子どもへの影響がないとは断言できません。何らかの異常が起きることも考えておかなければいけないでしょう。しかし、凍結胚移植が行われるようになった当初は緩慢凍結法というものが使用されていましたが、近年はガラス化法という凍結方法があるので、従来よりも胚に傷つけてしまうリスクが大幅に低下しました。

ごく稀ですが、胚が凍結と誘拐によってダメになってしまうこともあるので頭に入れて置かなければいけません。しかし、新生胚移植で生まれた子どもと凍結胚移植出生まれた子どもに精神的な面でも身体的な面でも、特に変わりはないとされています。どちらの方法をとるかは夫婦間での相談が必要でしょう。

INFORMATION

2016/06/26
卵子の採取とはどんな事をする!?また、痛みは伴う? ページ更新しました。
2016/06/20
一筋の光を卵子提供という方法に見出した体験者の話 ページ更新しました。
2016/06/16
卵子提供による出産という選択 ページ更新しました。
2016/06/09
卵子提供の際に行われる凍結胚移植ってどんなもの?! ページ更新しました。
2016/06/05
国内や国外での卵子提供はどうすれば受けられるのか ページ更新しました。

twitter & bookmark

  

   このエントリーをはてなブックマークに追加

運営者情報

妊活の最新事情

免責事項

当サイトで提供する情報は、その正確性と最新性の確保に努めていますが、完全さを保証するものではありません。
当サイトの内容に関するいかなる間違い等についても一切の責任を負うものではありません。
当サイトの使用及び閲覧は、閲覧ユーザー様ご自身の自己責任でなされるものであり、当サイトへのアクセス又は使用によって発生したいかなる損害(パソコンやネットワークに生じた損害を含み、直接損害・間接損害の別を問わない)やその修理費用等に関して、一切の責任を負うものではありません。

掲載情報の参照サイト

海外の提携クリニック - サンディエゴ提携先クリニックの特徴