法律の整備が進んでいます

日本よりも出生率が高い国が大半のヨーロッパ各国では、生殖医療への取り組み開始が早い傾向にあります。人工授精に至るケースから更に体外受精を行う段階に進むまでが日本よりも早いため、卵子提供を必要となる段階まで進む割合を減らしています。


不妊治療を開始する年齢が若い

不妊治療を行う際に、初診年齢が日本に比べて初婚年齢が若い分だけヨーロッパ各国では早い傾向があります。このため、タイミング療法を開始する年齢が若いことから、人工授精まで不妊治療が進む割合が少なくなります。

人工授精を行う際には、卵子と精子の状態により良質な受精卵がどの程度誕生するか変わります。年齢が若いほど卵子と精子の動きが良いので、受精卵の着床に治療の重点を絞れます。体外受精を行う際には、卵子の提供を受ける場合も出てきます。

ヨーロッパ各国では日本と異なり、身体的特徴が優先されて受精卵の匿名提供が行われています。マッチング時にも提供者は匿名となり、スペインのようにドナーの年齢と血液型のみの提供とする国も多いのです。胚移植を受ける女性と卵子提供者の血液型は医学的には一致する必要性は無いものの、日本では一致する血液型を求める人が多い現状があります。提供される卵子の条件を絞り過ぎないことで、本人の身体的特徴に合った卵子の提供を受けようという意識が医療機関全体である点が日本とは大きく異なります。


卵子提供に関する法律の整備が進んでいます

ヨーロッパ各国では、体外受精や顕微授精を行う際に胚移植を伴う場合、卵子を提供するドナーの情報は年齢と血液型以外は開示されないことが一般的です。国籍やドナーの写真を閲覧させることは法律により禁止されています。卵子を提供する行為自体が、匿名かつ自発的に行われるものとして社会貢献活動の一部となっているからです。受精卵に対する法律上の規制もヨーロッパでは整備が進んでいます。

日本では受精卵に対して遺伝子操作を行うことを禁止する法律がまだありません。ヨーロッパの医師からすると驚くほど倫理的な問題を抱えているのです。医師が人工授精・体外受精・顕微授精を行う際に卵子提供者であるドナーと共に医師自体が行う行為に対しても法整備により保護されています。圧力を掛けられたり、脅されたりという可能性を排除することで不妊治療の妨げになる要因を無くして、不妊治療に専念出来る環境作りがされています。

良質な受精卵とするために精子洗浄技術を磨くなど不妊治療に対する取り組みに積極的なヨーロッパ各国では、保育環境の整備と共に不妊治療の整備も進んでいるといえます。

INFORMATION

2016/06/26
卵子の採取とはどんな事をする!?また、痛みは伴う? ページ更新しました。
2016/06/20
一筋の光を卵子提供という方法に見出した体験者の話 ページ更新しました。
2016/06/16
卵子提供による出産という選択 ページ更新しました。
2016/06/09
卵子提供の際に行われる凍結胚移植ってどんなもの?! ページ更新しました。
2016/06/05
国内や国外での卵子提供はどうすれば受けられるのか ページ更新しました。

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